我が家に初めてパソコンが来た!

夫が”支店長”と呼ばれるようになったある日、我が家に牛柄の大きな段ボール箱が何個も届きました。

そう、我が家に初めてパソコンと言うものが登場したのです。

早速、設定作業に取りかかったのですが、何としてもインターネットに接続できませんでした。

メーカーに連絡し、あれやこれやと言われるままに操作をしたり、書かれているわけのわからない暗号を伝えたり、本体を分解して部品を交換したりするも、やはり接続は出来ません。

結局、マザーボードに問題があることが判明し、その部分の交換により2週間後にようやく開通できました。

パソコンに初めて触った私にとって、この一連の作業は大変な苦痛を伴いました。

実は日本にインターネットと言うものが登場して以来、我が家にパソコンが来たら真っ先に調べたいと思うことがあったのです。

それは夫の不思議な「癖」についてでした。

当然のことながら、知り合った時から気付いてはいましたが、それについては遡ること結婚前、二人で行ったスキー場のリフトの上で「この癖は努力して絶対に治す!」と、夫は私に約束したのです。

その時は何の疑いもなく”ああ、治るんだなぁ”と思った程度でした。

しかし、それからの9年間、一向にそのような努力は見られず、それどころか次第にその癖は激しくなりました。

ネットが開通したその晩、家族が寝静まった事を確認した私は、その癖についてむさぶるように調べました。

その結果、衝撃的な事実を知ってしまったのです。

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