花嫁の反乱 PartⅠ

誰にも聞いてもらえないのでこの場をお借りして述べさせていただきます、天候の影響でしょうか体調も不安定です。
今日から始まった事業仕訳第2弾、前回と違って今回の蓮舫さんは穏やかに質問(?)しているようですが、相変わらず”あなたの意見なんて聞いていません”といった感じですね。
あの頃の私にもこのくらいの強さがあったらなんてついつい考えてしまいますが、実はこんな私でもかつて反乱を企てたことがあるのです。
それは結婚披露宴を3カ月後に控えたある日、夫の人間性に不安を感じた私は婚約破棄に向けての行動を開始したのです。
まずは私の実家に向かい、母に打ち明けました「○○さんとは結婚できない」と。
すると母は「○○さんはいい人だよ」と一言。
私としては「結婚は一生のことだから少しでも迷いがあるならやめなさい」という言葉を期待していただけに、母のその一言に撃沈されてしまいました。
それ以上訴える気力などすっかり消え失せてしまい、実家を後にしました。
次に向かったのは夫の実家でした。
(やはり当人同士の話し合いが無ければ始まりませんからね)
今日は絶対に私の気持ちをぶつけてやる!
意気揚々と玄関のドアを叩いてみたら夫は外出中で義母がいました。
相変わらず散らかった茶の間兼義母の寝床で待つことになったのですが、ただならぬ私の様子を見た義母は一言
「今日、披露宴の招待客全員に確認を取ったから」と。
”もう後戻りはできないのよ”と言わんばかりの威圧的な義母を見た時、もう諦めるしかないことを認識しました。
こうして私のささやかながら精一杯の反乱は、単なる”無駄な抵抗”として終わったのでした。