「昨日は楽しかった・・・」

夫が普通の営業マンに戻って2年が経とうとしていた春、私は娘達と春休みを利用して3日間程実家に帰省しました。
自宅へ戻ったのが月曜日の午後。その夜はいつものように勤務先から帰る最寄駅まで夫を迎えに行た時のことです。
最寄駅のロータリーで夫を拾い、帰宅する車中で夫が言ったのです。
「昨日は一人で”スパウザ小田原”に行ってきた、おかげで今日は腰の調子がいいよ。それでさぁ、一人で行ったのに何故かカードのスタンプを2個押してくれたんだよ。」
その時の私にはどうでもよいことなので、「ふぅ~ん」と適当な返事だけでその話は終わりました。
自宅に到着後、夫はいつものように1階のリビングにあるチェストの上に自分の携帯電話を置くと、2階の書斎で着替えをしていました。
その時、夫の携帯電話にメールの着信音が。
思わず私は長女とその内容を見てしまったのです。
「昨日は楽しかった。今日は残業、これから帰るところ。」
当時、一緒にそれを見た長女は小学校5年生、大人の事情は知らなくとも、その内容は理解できるはず。
思わず夫の携帯電話を閉じて何もなかったかのように元の位置に戻しました。
その直後の私は夫の食事の支度をしながらも、頭の中はその事で一杯でした。
ついにやったか・・・。でも、ホテルのスパに行ったくらいでは浮気ではないし、「この歳で浮気なんてもうめんどくさい」ってよく言ってたよなぁ・・・。
でもいきなり裸の付き合いってどうなんだろう?そう言えは転勤してから外泊も増えたし、下着も派手になったし・・・。それにここ数年、私が娘達と実家に帰ることを許すようになったし・・・。
相手は誰?どこで知り合ったの?いつから?・・・
と頭の中は渦潮のようになっていました。
しかし、取り乱すような気にはなれず、むしろ”これから夫をどう料理してやろうか”と心の中でてテグスを引いていました。
”必ず尻尾を掴んでやる!”と湧き上がる興奮を抑えることに必死でした。
今思えばその当時の私は、心のどこかでまだ”夫は浮気などしていない”と信じる部分が存在していたのでしょう。
それ故に真実を知りたいという気持ちが次第に膨らみ、私を悶々とさせていったのです。
J Virol 2009; 83 2274 2284 generic cialis no prescription Reduced number of total implantations in females